
結論から言うと以下のショートカットを使って動画をエンコードするとアップロードできる。
※ショートカットがインストールできない・インストールの仕方が分からない場合は、他人が作ったiOSショートカットをダウンロードできるようにするを参照して設定を変更して下さい。
またはiMovieとかのAppでMP4で書き出すのもOK。
なぜアップロードできないのか
Twitterで動画を共有および視聴する方法からアップロードできる条件を書き出してみると、
- 最大2分20秒
- 最大512MB
- ブラウザではMP4(H264形式、AACオーディオ)をサポート
- 最小解像度: 32 x 32
- 最大解像度: 1920 x 1200(および1200 x 1900)
- 縦横比: 1:2.39~2.39:1の範囲(両方の値を含む)
- 最大フレームレート: 40fps
- 最大ビットレート:25Mbps
要はブラウザ版TwitterではMP4形式しか対応していないのでアップロードできないのである(アプリ版はMOV形式対応)。
iPhoneやiPadのカメラで動画を撮るとHEVCエンコード・拡張子は.movで保存されるので何らかの手段でこれをMP4にエンコードしなければならない。TwitterさんMOV形式対応してくれてもいいんですよ…
でも画面収録はMP4形式では?
はい。画面収録はMP4形式で保存されます。普通にTwitterに動画ツイートできます。基本的には。基本的には。
さてではiPad Proで画面収録した赤枠で囲われたこの動画について見ていこう。

Macの写真.appから画面収録動画の情報を見てみると確かにMP4形式である。

さてここでこの動画を他のアプリケーションで見てみよう。外部編集からIINAに飛ばしてみると…

IINAのウィンドウ

ウィンドウタイトルが.movになっている。は?

インスペクタ画面。HEVCエンコードだそうで。嘘じゃねえか。
※今回はIINAを使用したがQuickTime Playerでもちゃんと本性を表す
なぜこんなことが起きるのか調査した結果、写真Appで画面収録動画を編集(トリミング等)した場合、ファイル形式がMP4(H.264)→MOV(H.265)に変換されることが分かった。いやいいんだけど嘘はつかないでくれよ写真.appさん…
というわけで画面収録であってもMOV形式で保存された場合にはMP4への変換が必要になるってお話。
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