[iOS14以下向け]他人が作ったiOSショートカットをダウンロードできるようにする

2021年10月10日追記 iOS15の場合、特に何も設定しなくてもギャラリー以外の共有されたショートカットをダウンロードできるようになりました。共有リンクをタップすると以下のような画面が表示されるので、 “ショートカットを追加”をタップすることでダウンロードできます。

iOS14以前の方向け情報

iOS12でiOSの標準機能となったショートカットApp。iOSにしては珍しく、非常に自由度の高いAppとなっています。当サイトでも、A11が自作したiOSショートカット置き場にて、様々なiOSショートカットを公開・配布しています。気に入ったものがあればDLして使ってみてください。作ってる側としてはプログラミングができなくてもプログラムが組めるのでとても楽しいです。

さて、ショートカットAppでは、ユーザーが作成したショートカットを他のユーザーに共有する機能があります。当サイトでもこの機能を利用して自作したショートカットを配布しています。

しかし、何も設定をしていない状態だと、ギャラリーのショートカット以外のiOSショートカットはダウンロードできない仕様になっています。

試しにダウンロードしようと試みても、このように、”信頼されていないショートカットが許可されていない”旨のメッセージが出てダウンロードできません。

なぜデフォルトではショートカットのダウンロードが不許可になっているかというと、悪意のあるショートカットを作成することによって、個人情報の詐取やiOS端末のデータを勝手に書き換えるなどの行為が出来てしまう為です。実際、信頼されていないショートカットを許可する設定をする時には以下の警告が出ます。

信頼されていないショートカットを許可しますか?

“ギャラリー”以外のショートカットはアップルによってチェックされていません。信頼されていない提供元のショートカットを実行すると個人データが危険にさらされる可能性があります。

iOS13.7での表示

ですので、信頼されていないショートカットの許可設定をした場合は、自分の大切なデータを守る為にも、ダウンロードする際に実行する内容をよく見て、危険性がないかしっかりとチェックすることをお勧めします。

信頼されていないショートカットを許可する手順

信頼されていないショートカットの許可設定は、一度自分で何らかのショートカットを作成し、実行しないと、設定項目すら出ないようになっています。

そのため、まず何でもいいので簡単なショートカットを作成し、実行します。実際にやってみましょう。

ショートカットAppを開き右上の+をタップ

今回はクリップボードに好きなテキストを書き込むショートカットを作ってみましょう。
“Appおよびアクションを検索”に「入力」と打ち、 “入力を要求”を選びます。

アクションが1つ追加されました。
次に+をタップし、 “共有”ボタンを選択、 “クリップボードにコピー”をタップします。

あとは任意で質問の文章を打ち込んだら完成です。右下の▶︎ボタンをタップして実行してみましょう。

任意の文章を入力してOKボタンをタップします。

試しにメモApp等で”ペースト”を行うと先ほど入力した文字がペーストされます。

一回ショートカットを実行したので、iOSの “設定”> “ショートカット”に設定項目が現れます。これを有効にすれば晴れてショートカットのダウンロードができるようになります。

有効にできたら、試しに当サイトで配布しているショートカットを1つダウンロードしてみて下さい(後で消せます)。リンクを開いて処理内容をチェックしながらスワイプして一番下まで行くと “信頼されていないショートカットを追加”ボタンがあるのでタップすれば追加できます。

※ボタンをタップした後に”ショートカットを構成”画面が表示された場合は、ショートカットのインストール時に表示されることのある「このショートカットを構成(Configure This Shortcut)」についてを参考に設定して下さい。

ショートカットの使い方が分かってきたら、自分で使うだけでなくSNSなどで他の人と共有してみるのも良いかも知れません。あとよろしければ私の作ったショートカットなども是非使ってみて下さいね。なお記事を拡散するとA11が喜びます。

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